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みっつのお祝い
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Carl Zeiss Planar T*50mm F1.4 / SONY α700


生きていてくれさえすれば、それでいい。
娘が生まれたとき、僕は本当にそう思っていました。
様々な覚悟が胸にずっしりとのしかかり、
頭の中に響いていたのは、
幼かった頃の僕と姉を育てていた頃の母の苦労話でした。

子どもを育てるということがどういうことなのか、
今自分たちの体験と照らし合わせても、
母の語っていたそれとはまったく違った風景だということに、
僕は空恐ろしいほどの幸せを感じています。

僕の七五三の五歳の記念写真に、姉は写っていません。
姉の七五三の三歳の写真はあるはずだけど、僕は見た記憶がないし、
やはりそこに僕はきっと写っていません。

だからというわけではないけれど、
娘が七歳の記念写真を撮れる保障なんてどこにもないんだって、
今でもそう思っています。

縁起でもないと人は言うかもしれない。
でも僕は、娘がなんの大病も大きなケガもなく七五三を迎えた今でさえ、
生きていてくれさえすればそれでいいと、繰り返し繰り返しそう思うのです。
そうしてまた、家族揃って七歳の記念撮影ができれば、それ以上幸せなことなんてきっとないと思います。

【育】
白川静先生の研究によれば、この文字の元々の形は、「毎」と「流」の「さんずい」をとった形を組み合わせた「毓(←表示されてるかな?)」という文字で、「毎」は母親の姿。もう一方は、その母親から生まれ落ちた子どもの頭部に髪の毛が生えている姿を描いているといいます。

娘の髪の毛に隠れたストラップの先には、
僕が写真を撮り始めて最初に購入したカメラ「SONY α100」がぶら下がっています。
最近ではもっぱら娘専用機となりつつありますが、
生まれてすぐからこれまでの彼女の成長をとらえてきた大切なカメラです。
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by chii-take | 2012-10-29 01:32 | Comments(0)