Final Answer?
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Carl Zeiss Distagon T* 24mm F2 ZA / SONY α700


何から書いていいのか、書く意味のあることなのかさえよく分りませんが、
留めておきたい思いがあるのでパソコンに向いました。

2月11日。今日本は冬です。
外の風景は見渡す限り彩度を落としていて、
カメラを構えてもモチーフを探すことに苦労するほどです。

今このタイミングで僕の親友は南半球にあるオーストラリアを旅しています。
彼がwebに上げてくれるオーストラリアの風景は、僕が想像していた通りの鮮やかさで、
彼の視線で切り取られた写真は、おそらく僕以外の人の心も魅了していることと思います。

今まで多くの人のことを書いて来ましたが、
親友と呼べる彼のことを書くことは不思議とほとんどありませんでした。
お互いに認めあうほど、彼と僕とは全く違うタイプの人間です。

高校の同級生である彼は、卒業制作のとき自分自身の姿をイラストレーションにしました。
反対に僕は、僕自身を含めた同級生のみんなを描きました。
そのときのことを持ち出して、彼は「僕は常に外」反対に彼は「常に内を向いていた」と、あるとき僕に言いました。

僕は自分で人付き合いの下手な内向的な人間だと思っているので、外を向いていると言われてもいささか納得できない面もあるのですが、彼と僕がまったく違う人間であることは20年(そんなになるのか!?)付き合ってようやく疑いようのないものにすることができました。

彼は今オーストラリアを一人バイクで旅をしています。
彼が一人で旅に出ることは、まあよくあることなのです。
放浪癖があると言って差し支えないと思うほど。
しばらく連絡がないなあと思っていたら、やれ四国へ行っていただの、東の方へ行っていただの、まあ落ち着きのない男です。

何かをずっと探しているように思えてなりません。
何かきっかけさえ掴んでしまえば、例えばそれが宇宙にしかないものだとしても、
それを目指して宇宙船に乗り込んでしまいかねないほど、
彼はある意味あやうい人間なのです。

多くの彼の友人がそう願うように、彼の無事の帰国を願っています。
もちろん、この旅のよき収穫も。
彼が探しているものが果たして見つかるものなのか、
実はもう手に入れているけども気づいていないだけのものなのか、誰にもわかりません。
でも彼が一つ行動するたび、彼が一つモノを創るたびに、
それは少しづつ鮮明になってきているように思えてならないのです。
だから彼の行動や、彼の考え、感じ方、彼の見ているものを僕は追わずにはいられないのです。

それは彼と僕がまったく違うタイプの人間だからだろうとあらためて僕は思います。

facebookのアカウントをお持ちの方なら
下記に彼の旅行記が上がっています。
こっそり覗いてやってください。
あの高校の同級生の方ならなおさら。
同窓会には来れなかった彼のことです。
一人旅を楽しんでいる彼のことだからそっとしておいて上げるのもよいかもしれませんが、
更新の頻度を見るとまんざらでもないようです。
同窓なら友達申請も受けてくれる筈です。
↓ ↓ ↓
http://www.facebook.com/masaaki.miura.524


さて僕は今日、実は彼とは反対のようなことを書くためにブログを更新しようと思ったのです。
彼の探しているものが一つづつ鮮明になってきていると感じているように、僕もまた自分の目指すものを一つづつ鮮明にしていこうとしています。

彼が放浪するのとは反対に、僕はやはりここ奈良に留まろうと思うのです。
奈良でデザインをすると決意して前の会社を飛び出して早5年。
まだ何ほどの結果も残してはいません。
奈良には市場がないと人は言います。
奈良の人間は意地が悪くケチだと人はいいます。
デザインになんかお金を払いたくない人間ばかりだと人はいいます。
僕はその傾向があることも実感として分るようになりました。
(あくまで大阪と比べての話ですが…)

でもこうも思うのです。市場がないなら育てればいい。
ここの山は獲物がいなくなったから、よその山へ行こうというのは狩猟生活の発想だと僕には思えるのです。
種をまき、水をやり、収穫を祝う。
ささやかな実りかもしれません。
それでも僕はその積み重ねを大切に思うのです。

新しいレンズを買いました。
思えば仕事で写真を撮るようになってから、
多くの仕事上の写真のコツを学ばせてもらいました。
でも僕は反対に、自分の写真の撮り方を忘れていっているような気がするのです。
文章もそうです。

このままではいけないと思いました。
自分の言葉で、自分の写真で、自分の表現を残していきたいと思うのです。
それは仕事とはちょっと違うところで。

だから、憧れていた中判カメラの購入にも踏み切ることを考えたのですが、
さすがに趣味にだけ使えるお金は我が家にはありませんでした。
仕事との共用ということで、ヨメの許しをえて、この新しいレンズを買いました。

専門的なことなので、ここに書く必要はないかも知れませんが、
僕の使うAPS-Cサイズの一眼レフでは、やや広角の標準レンズとして使える単焦点レンズです。
前に買ったplanarとは違い、今度はオートフォーカスが利くレンズです。
ブランドを代表する広角レンズ、Distagon。
我が家に来た3本目のCarl Zeissレンズ。


これでFinal Answerか?
僕にはまだわかりません。

このレンズで、
これからも奈良で、
僕はいくつか反故にしてしまっていた約束に、
改めて取り組みたいと思っています。
何よりも自分のために。


下の写真は娘が散歩の度に収穫してくる獲物たち。
何を好き好んで集めてくるのか。
路傍の石や草枝を娘は大切に持ち返ります。
冬場の格好のモチーフです。
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Carl Zeiss Distagon T* 24mm F2 ZA / SONY α700


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# by chii-take | 2013-02-11 04:17 | Comments(0)